1993年G杯争奪全日本鮎釣り選手権優勝 2004年GFG杯争奪全日本地区対抗磯（グレ）釣り選手権個人・団体優勝 鈴木 幹弘　達人

没頭して何もかも忘れていること。難しいからかな・・・
その難しさから没頭する。鮎釣りに限らず、釣り全般に言えることですが、面白さが無限にあってそれが変わるから、釣れた時の「ブルブル」の瞬間は勿論、自宅に持って帰ると喜ばれ、やがて釣れば釣るほど、近所、親戚にも喜ばれ、もっと上手くなってくると、大会の商品も喜ばれ、その頃には、釣りを通じての輪（人間関係）が、何よりも楽しくなります。
僕は特に裏技はないのだけど、20年前から苦手を無くして、どこでも鮎が釣れるように心掛けています。しいて言えば、釣るための手段を豊富に持つこと。僕は、背バリに関しては、絶対の自信を持っています。長く鮎釣りをやっていますが、1番最初に鮎の友釣りで鮎を釣った瞬間が、1番印象に残っていますね。

興津川・藁科川

「お食事処　一休茶屋」店主 堀池 一元　達人

鮎釣りは、季節感がいいね。
その時期しかできないっていう、期間を限定された釣りだから、終わったら日から解禁が待ち遠しくってね。鮎は、1年で成長し、一生を終えるから、春の鮎、夏の鮎、秋の鮎と人間でいうと、子供〜成人〜 老いていくように、鮎は季節によって違う鮎釣りを楽しめるのもいいね。
鮎釣りのポイントは、竿先を通じて、鮎と対話をすること。そしたら、鮎の気持ちがわかるから。
鮎釣りをやってて1番印象に残っているのは、七夕豪雨の時に、鮎がおかしくなっていて、1時間で50匹釣れたことかな。釣り人同士声を掛け合うことはすばらしいと思うね。挨拶もしない人が最近増えてきたけど、例えば、少し向こうで怪我をしてしまった人がいたら、話した事がある人は、助けなきゃって思うでしょ。怪我をした人が、さっき何も言わないで前通り過ぎた人だったら心理的に、助け辛いでしょ。人間同士のコミュニケーションは釣りにとっても大切だと思うよ。

興津川

【一休茶屋】 営業時間：11:30〜13:30/17:00〜21:30 定休日：水曜 駐車場：3台（→map） 電話番号：054-393-2104

石垣 一至　達人

同じ鮎釣り好きとして、初対面の人でも、話が弾み、話題が広がります。それを繰り返していくと、自然に友人がたくさんできますよ。僕は、誰でも話しかけてしまうので、仲間にはうるさいって言われているかもね。
鮎釣りのポイントは、川と水の流れを見て、鮎のいる場所を見極めることです。鮎が石のコケを食べた後の石の色も良く観察しましょう。
今までで1番印象に残っていることは、釣り大会に出た時に、ものすごく大きなアマゴを2匹釣ったことですね。いつも釣りを目一杯楽しんでいます。ちなみに、僕の兄は、鮎の毛針釣りの達人です。

興津川・狩野川・藁科川・富士川・酒匂川

亀谷 博司　達人

鮎釣りをやっていると、何も考えずに頭の中を真っ白にできるので、そこがいいところですね。
鮎の友釣りは日本独特の釣りだから、みんなで次へ残していってもらいたい。僕たちが釣りをやらなくなったら、鮎釣りする人はいなくなっちゃうんじゃないかを心配しています。
鮎釣りのポイントは場所選びだと思います。そして、鮎釣りを通じて知り合った仲間達と、集まっていろいろ話すことが凄く楽しいですよ。鮎釣りをする仲間はみんないい衆ばっかりですからね。
鮎釣りをしてきて1番印象に残っていることは、富士川で30cmの鮎が掛かったんだけど、糸を切られて逃げられたことだね。悔しかったから覚えてるよ。

興津川・白川（岐阜県）は大きい鮎が釣れるよ。